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【2】 指輪

JUGEMテーマ:先生に恋
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それから 何日かして 先生の授業があった

先生の授業は デッサンで
小さな物をA2サイズに
拡大で 鉛筆画でリアルに描く とか
点描の授業で
鉛筆画やクロッキーは
手でボカス手法は禁止

なぜなら ボカシを使うと
誰が書いても ある程度は上手く見えるから

「ごまかさずに 線や点で丁寧に書き込んでいくんだよ」

授業を受けながら
あらためて 喋り方やしぐさが やさしい事を感じた

先生に この前のお礼を言わなきゃって思って
授業が 終わって教室を後にする 先生の後を 追いかけた

「先生!!」

先生は 廊下で  

とふ振り向き 私を見た

「この間は ありがとうございました。」

キョトンとしている 

多分 先生には あたり前の事で
何の事を 言っているか分からなかったんだと思う

「放課後の制作の片付け 先生にしてもらっちゃって・・・」
「ありがとうございました」

ニコニコしながら
「あぁ〜 そのことかぁ〜 お礼を言われるようなことじゃないよ」と
言いながら
ポン!っと 私の肩を軽くたたき

後ろ姿で 手を振りながら 
職員室へ 入って行った

私は 廊下で放心状態だった

やさしく微笑んで 肩に触れられ
さりげなく 去って行く後ろ姿

もしかして先生にとってみれば
どの生徒にも 放課後 同じように声をかけてて
特別 どうという事でもないのかなぁ〜

先生 私 うれしかったんだよ・・・・って
心の中で 叫んだ

ヤバイ・・・・好きになってる

突然 後ろから勢いよく友だちに
「なに 廊下でボーっとしてるの!」って押された



何だか この日から 先生と話す事が多くなった
授業中も 廊下でも
課題制作での放課後も

先生と話すのは とても楽しかった
ドキドキして・・・・

気軽に 話す様になってくると

それこそ 女子集団は 黙っていません

「最近さぁ〜何だかあやしくなぁ〜い?」

親友のユミが 先生を遠目で 指差した

「あたしには 言いなさいよねぇ〜」

「・・・・・・」
「案外真剣に好きになってる」

「げっ! マジですか? まぁ〜うちの生徒は先生好きなんてザラだけど
よりによって なんで・・・・?」

「・・・・・・」

「あっ! ごめん」

「てかさぁ〜 サキは 別に 恋愛奥手じゃないし どっちかって言うと 
周りのみんなより 付き合い多いし・・・けど 今回、態度いつもと違くない?」

「はい・・・・マジです」

「じゃ〜 さっそくアタックだよ」

「へっ?」

「だからぁ〜 さきらしくないっつぅ〜の」

「あんたの事だから また すぐ飽きるかもしれないし そしたら それは本物じゃない
相手大人だし 先生だし あと面倒臭くないでしょう?」

                

                   ***



彫金の授業が あった日のこと
指輪を制作していた 私に
先生が声を かけてきた

「指輪制作かぁ〜」

「そうなんだぁ〜 早くやりたかったから盛り上がってまぁ〜す!」

そこへ 女性の先生が
「先生は 指輪のデザインも手掛けているから 何でも教えてくれるわよ」
 
(へぇ〜 そうなんだぁ〜 知らなかった!)

なんて話を していたら 
・・・女性の先生が 居なくなり 研磨機の前に2人になった
私は 2人になった事だけで ドキドキしていた

「デザイン見せてくれる?」って先生に言われて デザイン画を見せた

「1枚の板から 2本に見える様に 掘り進めようかと思ってるんだぁ」

制作途中の指輪を 指差し

「見せてくれる?」って言われて
手渡そうとした時
指輪が小さいから 渡す時 少しだけ手が触れた・・・

ドキドキしすぎで 心臓の音が 聞こえちゃうんじゃないかって思った
こんな事くらいで なんで あたしドキドキしてんだろう

「出来上がったら 先生にあげるよ」

突然出た言葉に 自分でもビックリした
慌てて・・・・
「あっ・・・・この間の片付けの お礼だよ」ってごまかしたつもりだった

そしたら・・・・思いもよらずに先生が驚いた顔で

「本当に! うれしいなぁ〜! 先生出来るの楽しみ待ってるよ!」って

本当に うれしそうで 

「でも 他にあげる人 いるんじゃないのか?僕が貰っちゃっていいの?」

(?・・・・・この意味・・・先生の冗談? 指輪が 課題じゃなくなってるよね?
 恋愛対象のリングの意味?)

どうしよう・・・・とにかくユミに報告だ
 









SUZY | 恋愛小説 | 16:24 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

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