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【1】 先生

JUGEMテーマ:恋愛小説
JUGEMテーマ:先生に恋
JUGEMテーマ:高校生
JUGEMテーマ:恋の話
 
はじめての 大人の恋

高校2年 16・・・・・


女子高と言うこともあって
男子と知り合うのは たいてい紹介とか

登校時間が同じで 
同じ電車の 同じ車両
思い切ってラブレター渡したりしてた友だちもいた

気になった子と同じ制服の高校生見つけて
聞きに行ったり 調べたりして

友だちと ホームで待ち伏せして告白したり

こんな事 今じゃ ストーカーになるね

男子からのナンパも当たり前だった

卒アルみて
中学の時の 同級生から電話かかってきて
「俺の高校の友だちがさぁ〜 中学のアルバム見て お前と話したいって言ってるんだけどぉ
今度 会ってくれないか?」とかさぁ〜

そして、喫茶店
インベーダーゲームがピュンピュン音をならし

なつかしい話・・・・。

高1の時にそんな小さな遊びみたいな付き合いが
何回か あってから

女子高の話題と言ったら
何人と付き合ったことがあるかとか
彼は 何歳かとか
彼は 何の車に 乗ってるかってこと
校門に 彼が車で迎えに来たら 勝ち組


そして もうエッチは済んだかってこと
処女の子は ウソをついてまで
エッチをした事があると言う

男子となんら 変わりがない

今 考えると
本当に 軽薄で 馬鹿みたいと思うけど
その時は 皆 きっと 真剣そのものだったに違いない

ただ 私は なぜ そんなに処女だってことがダサいのかは
良く分からなかった

パパは 悪い道にそれると 必ず仲間を作りがり
自分だけが 悪いわけでないと集団を作る
だから 人を誘い巻き込むと 安心するって言ってたっけ
 
別に エッチが悪い事だとは 思っていなかったけど

初めてのエッチは 素敵な思い出にしたかったから・・・


              

               ***



2年生になってから
夏が過ぎ 新学期には 
夏の赤裸々な体験話が最高のお題で
教室は 女子の香りで賑やか 

厳しかった 私の家は
皆と楽しみに計画していた バイトや 海のお泊り旅行も
私だけが行けないで終了した

それでも 高校はハチャメチャに楽しかった
自分の行きたかった高校だったし
なんたって 友だちが最高だったから

そんな 高校2年の秋の事


先生は当時32才
別に特別 カッコイイわけでもなく
どっちかって言うと・・・・・。
 
よくいえば 癒し系?

私が 恋に落ちていったのは

課題で作品制作の為に
放課後 一人で居残りしてた教室

その日は、何故か 残ってる子が
他にいなかったなぁ〜

それとも・・・居たんだけど制作に夢中になってるうちに
みんな 帰っちゃったのかもしれない

バイバイって 言われても
夢中で 気がつかない 私がいたりして

版画制作で
シルクスクリーンに没頭してて
知らないうちに 夕方になってた・・・・。

青春ドラマに よくあるみたいに 
窓からは きれいな夕日が 降りそそぎ

なんとなく 
あっ 遅くなっちゃった
こりゃ〜家に帰ったら また怒られちゃう ヤバい!

あり得ないけど
6時の夕飯には 家族が集まっていないといけないルールがあったから

どう言い訳しようか考えながら
片付けをしてた

夢中で片づけて
焦って いいわけ考えて・・・・・

作業の教室には 私1人だと思ってた

そしたら そこに 
自分の個展の作品を制作してた先生が 静かに入ってきた
・・・・もしかすると
様子を見に来てくれたのかもしれない

この時の 私はいつもと変わりなく 
ただただ パパの怒りの顔しか脳裏になかったし

その先生のことは 何となく
抽象作品を手掛けてる先生とだけ知っていたものの
特別な印象があるわけでもなかった

先生は 少し 離れたところで
自分の作業を しながら

「遅くまで がんばってるけど 大丈夫?」と
声を かけてきた

教室には
グラフィックデザインで使用する さまざまな画材
インクや薬品が 雑多に置かれていて
何とも言えない むせかえるようなインクの匂いがただよい
夕日は いちだんと オレンジ色に窓を照らした
 
「はい 大丈夫です」

「いい作品が出来るといいですね」とやさしく微笑んだ

へぇ〜 この先生って
こんな顔するんだぁ〜

私は・・・・・・初めて 手を止めた

「楽しみにしててください」と胸を張って答えた。
とにかく この作品 気に入ってたから

だから こんなに 遅くなっちゃったんだ

そんなことよりも
片付け 片付け・・・と

だけど シルクスクリーンの後始末って
版に付いたインクを 薬品で洗い流さないとけないから
手は 荒れるし すぐに終らせるわけにもいかなかった

すると・・・・・・先生が
「もう遅いし、女の子は暗くならないうちに帰らないとね 
 片付けは 僕が代りにやっとくから もう帰りなさい」

「えっ・・・いいです 自分の分は ちゃんと片付けて帰りますから」
そんな話かけてくるって 予測してなかったから
ちょっとビックリしちゃって
ヘンテコな 気が利かない返答をした。

そのまま 版洗いを続けていると・・・・
先生が そばに来て
版を 私の手から そっと取り

「手が 荒れちゃうから ちゃんと洗うんだよ」って
本当に やさしい 包み込むような話し方で
帰るのを 促してくれた。

私は それ以上 断る事は逆に失礼だと思い
「ありがとうございます お先に失礼します」って帰る事にした

だけど・・・・この時

女性に対しての 男性のやさしさを感じ 
ドキドキしていた私がいた

だって この頃 私の周りには
パパをはじめ
威張っている事が 男のあるべき姿
女は 黙ってついてこい
みたいな 大人ばかり見て育った私にとっては
信じられない言葉だったから

こんなに やさしい言葉って
男の人が 言うんだなぁ〜って思って

とにかく 先生にお礼しなくちゃって思った

この時から 何かが 始まっていたのかもしれない


  

 



 
 




SUZY | 恋愛小説 | 12:52 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

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