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【7】 緊張

JUGEMテーマ:恋愛小説
JUGEMテーマ:恋の話
JUGEMテーマ:先生に恋

だいたい・・・・・
遠足に行くってだけで
興奮して前日から眠れなくなっちゃうし

修学旅行なんて言ったら大変で
何日も前から 落ち着きがなくなるほど 緊張する

・・・なんて お子様何だろう


なのに 先生のうちに行くなんて


1人じゃないし 皆で行くんだよって言うけど
今から 喉がくっついちゃうくらい緊張してる

どうしよう どうしよう どうしよう・・・・・


皆で ちゃんと待ち合わせの場所
打ち合わせしたし

新宿で 集合 中央線で立川まで行って
青梅線に乗って・・・・昭島・・・

あぁ〜あ
新宿まで 1人って
心細いなぁ〜

この2週間が 経つのは
長いような 短かったような


     ***


当日になって

昨日は ちゃんと皆で約束したし 準備は万端

とにかく まずは
新宿の待ち合わせ場所まで
がんばって行くこと

先生の家って どんなだろう
1人暮らしだし・・・・
考えただけでも 胸が 苦しくなる


     ***


新宿に着くと
新宿には午前中だって言うのに
人人人・・・・・

いつもだったら
人間ウォッチングが 大好きで
人との待ち合わせでは 必ず観察してるのに
そんな 余裕すら 今の私には無い


待ち合わせ場所に着いたけど
まだ 誰も来てなくって

私が 1番だった


落ち着こうと
がんばってみたものの 

・・・だめだ

あぁ〜 早く皆 来ないかなぁ〜







  
SUZY | 恋愛小説 | 22:56 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

【6】 約束

JUGEMテーマ:先生に恋
JUGEMテーマ:高校生
JUGEMテーマ:恋の話

「先生!! 今度 先生のうちに遊び行ってもいい?」

(いきなり なに言っちゃってるの!!!!!)

「作品 見せてもらいたいなぁ〜 ♥」
女子高生の甘え攻撃だ・・・・

「ネコも飼ってるんだよねぇ〜?」
「あたし 猫大好き!! 会いたぁ〜い!!」
「先生のうち 立川だよねぇ〜 中央線で行けばいいんだよねぇ〜」


本当に こう言う時の団結力って もの凄い
まるでシナリオが あるように
次から次へと 皆の話が流れていく

(ちょ・ちょっと だ・大丈夫?)
(まぁ〜黙ってなさいって)

「あぁ いいですよ 皆で日にちと時間を合わせて 空いてる日を話し合って決めたら言って下さい」
「僕の予定が入ってない日なら いつでもいいですよ」

手帳を取り出して スケジュールを確認する先生は
本当に真面目
年季の入った革の手帳が 先生らしい・・・

「じゃ〜 今週の日曜日!!!」
(えぇ〜!!! いきなりもいきなり過ぎ)
(こう言う時は 間髪入れずに進めないと 立ち消えする可能性大だからね)


「あぁ〜 その日は ごめんなさい個展のお手伝いが入ってますねぇ〜」

「それじゃ〜 次の日曜日!!」

「いいですよ 皆の予定は大丈夫ですか?」

「大丈夫 大丈夫」
(かなり いい加減だ)

やっと 先生から 女子の群れが離れて

私は ドキドキとワクワクが混乱して
突然こんな 展開になるなんて

ユミが・・・・
「さぁ〜 何着て行くかなぁ〜? 楽しみだねぇ〜新しい服買いに行く?」
「う・うん そうだね」

「感謝しなさいよ!!」
・・・・背中を押された 

と同時に 心の何かもポンと押された感じだった

皆 ありがとう・・・・



SUZY | 恋愛小説 | 10:51 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

【5】 秘密

JUGEMテーマ:先生に恋
JUGEMテーマ:恋愛小説
JUGEMテーマ:高校生
JUGEMテーマ:恋の話

毎日が 課題制作の嵐
それでも 自分の好きな事だから 
夢を 追って
何もかもに 夢中になって

絵本作家 イラストレーターになる事が 将来の夢

小さいころから
絵を描く事や工作 

作りだす事だったら
何でも 大好き!!!



「毎日 楽しそうで いいねぇ〜」 
「ねぇ〜ねぇ〜 その後 先生との進展 どうなったぁ?」

「毎日 楽しく話してますよぉ〜!!」

「もぉ〜 そう言うことじゃなくってさぁ〜」

「ほら・・・事件ぽい は・な・し だよ」

この話になると 皆が集まる
 
「先生の事 色々 知ったって感じぃ〜?」
「怪しい 出来事は?」
「こっそり 放課後 キスしちゃったとかぁ〜」

「もぉ〜 そんなこと 出来るわけないじゃん」
「そうさねぇ〜 話してると ドキドキもするし 楽しいし・・・」

「そんなこと 聞いてないし なんだぁ〜 つまんない!」
「次の状態になったら 速! 話聞かせてねぇ〜」って

ニヤニヤしてる


私は 先生のそばにいれるだけで うれしくって ドキドキしてたし
それ以上の事が 実際 かなうなんて・・・・・
この時は あり得ないと思ってた 


大好きだし うれしいし 最高だけど
魅惑で怪しい 秘密な感じ
皆は 面白がってるけど
私は 案外 真剣だった

毎日 学校来るのが 楽しくって
ドキドキして
この甘酸っぱい 胸が苦しくなる気持ち

壊したくない!

普通の恋愛みたいに
気持ちを 確かめたり
触れてみたかったり
そんな気持ちは いっぱいだよ
だけど・・・・・

そんな事したら
全部 なくなっちゃう 気がする

でも 私・・・・
先生が 大好き過ぎて どうにかなりそうだよ

そんなこと 言えない
言ったら 話してもらえなくなる?




けど・・・・そんな空間を 壊し始めたのは
先生の方からだった



            
           ***




いつもの様に 制作に夢中になってる私
いつもの様に 私を見つける先生
いつもの様に たわいもない 楽しいおしゃべり
いつもの様に ・・・・・・

・・・・・・・いつもと違って

突然 先生が そっと私に 
いつもより もっともっと 近づいて

こっそり 耳元で 

まるで 小さい子が 無邪気に言うように

「大事にしてるんだ」って

ズボンのポケットから 定期入れみたいなのを出して
私に こっそり 見せた・・・・・

私の薬指の指輪 つけてるの
チョンと 人差し指で触れて

「僕は つけられないからさ」

そこには 私がプレゼントした あの指輪があった

私は ボーっとして 何も答えられない

先生 どう言う意味?

これだけで もうどうにか なりそうだよ
何て 言ったらいいのか 分からない
頭混乱だよ

私の横には 笑顔で 先生が立っている


そして・・・

「毎日 身につけてるのは 一緒でしょ」

なんで そんな事 普通にやさしくい言えちゃうの?
私は どう答えればいいの?
ねぇ 先生 冗談なの?

・・・・・・でも 今 こっそり だったよねぇ〜?

これって・・・・・ 

先生との 秘密が出来た





  
 














 
 

 
SUZY | 恋愛小説 | 09:14 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

【4】 誕生日

JUGEMテーマ:先生に恋
JUGEMテーマ:恋の話
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「誕生日・・・・・」

小さな袋を突きだした
何だか ちゃんとした箱に入れたりとか

新たっまってすると 先生が受け取ってくれないような気がして
ただ ただ 袋に入れただけ

「僕に?」

「うん」

「僕の誕生日?よく知ってたねぇ?」

「他の先生に教えてもらったから・・・」

目が合わせられない

なんか・・・・恥ずかしくって
ぶっきらぼうになってる

今までは こんな事なかったのに
まいったなぁ〜

いつだって 男の子より 優位に立って
どっちかって言うと 引っ張っていく感じだったのに
今回は・・・・だめだ・・・・

先生が 袋を開けて

「これ・・・・・?」

「約束した 指輪が 提出で戻ってきてないんだぁ・・・だから・・
戻ってきたら 本物 渡すね」

「本当に いいの?」

「あげるって 言ったじゃん」

「本当に 貰えると 思って無かったから」

「困るなら いいよ・・・・」

「いや! うれしいんだよ! ありがとう 本当に ありがとう! 大事にするよ」

指輪のサイズは 授業中なにげに聞いてあったから
大丈夫だよね 少し心配・・・・・


自分の左手 薬指には しっかりと 
もう一つの 指輪が光っていたけど
先生には 見せられなかった



                
           ***









SUZY | 恋愛小説 | 21:37 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

【3】 提出

JUGEMテーマ:恋の話
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いつものように 学校に着いてすぐ

ママに 作ってもらったお弁当
朝1 ホームルーム前に速効早弁して
お昼の パンを注文したら

もう ユミは 睡眠タイム開始!
あぁ〜 お昼まで爆睡って感じ

あれから ユミに 先生の事話したら
『これで 決まりだね 後は突っ走れ!』

って・・・・・
 
その時 この出来事
私の周りの友達は 皆 知っていた

なんたって 夏休み明けの 赤裸々ニュースから
女子高 最高の事件だものね

もうみんな この話題に 喰いついてた
その反面 真剣で 上手くいく手段を マジで考えて

1人の友達が こんな事を言い出した

『ねぇ〜 皆で先生のうち 遊びに行かない!』

えぇ〜〜〜〜!いきなりですか
そりゃ〜 行ってはみたいけどぉ〜

『いいねぇ〜 いいじゃん いいじゃん』

すぐに この話は 盛り上がった
もう すっかり 止められないって感じ  


           
            ***



購買のパンが 配られ始め 
パンの香りが 教室にただよう時間

ユミが 起きてきた

『おはよう!』

・・・・・・やっぱり 昼だった

ほとんど 寝てるのに
案外 成績いいんだよねぇ〜 
睡眠学習って こんな感じなのかなぁ〜?


お昼の調理パンを 頬張りながら

『先生の誕生日が もうすぐでね その時に指輪を渡すかなって 考えてんだぁ〜』

『いいねぇ〜 それ バッチリじゃん』

『だよねぇ〜』

先生の授業 気合入れて ガンバッテ
必ず課題は 10点満点取るようにして
おりこうさんにしてます!
 
先生も ちょっと 意識してるって感じ?
そりゃ〜そうだよねぇ〜
こんだけ 皆で わぁ〜わぁ〜してるんだし

指輪は 本当に願いを込めて 制作しています
この指輪を 先生の誕生日にプレゼントに できる日を胸に
うぅ〜ん なんて楽しい時間 

毎日 毎日 楽しかった
だって 学校に行けば 好きな人と会えるし
デザインの授業は どの授業も楽しいし・・・・

唯一 美術史だけは 眠くなったりするけど
ゴッホが同性愛者で ゴーギャンに思いを寄せるのは興味持てた
だけど 後は 制作よりも 成績は ずっ〜と悪かった

今 思えば もっともっと 真剣に聞いとけば良かった


               
先生の誕生日が 近づいて来て
指輪も ほとんど完成して
これでプレゼントできれば・・・・・・

ところが 思いがけない 事態が起きた!

課題提出で 先生の誕生日には 
指輪が 手元に戻ってこない事が発覚
こんなに ショックな出来事があっていいのだろうか!

担当の先生にも 交渉したけど
やっぱり 駄目だった

もぉ〜〜〜〜〜〜!
どうしたらいいのぉ〜〜〜〜〜!

私は かなり落ち込んでいたけど
とにかく あんなに 先生が 喜んでいたのに
この計画は 変えられない!

私は 次の休みに ユミを 原宿に誘った




              ***




私は 明治神宮前の地下鉄改札から 
待ち合わせの 原宿のJR改札まで 階段を駆け上がった

原宿JRの改札に出ると
人間が どこからともなく湧いて出てくる
面白いくらいに 人・人・人・・・・・

ユミは たいてい遅れてくる

その頃は 携帯もなく DSもない
もっぱら 待ち合わせは 時間・場所指定
会えなければ 終了
 
今からじゃ 考えられない
こうやって 誤解が生まれたり 
繋がりも 切れてしまう事も あったんだろうなぁ

反面 偶然で 会えたり 想像もつかない
素敵な時間も 今より多かったのかな・・・・・・・

待ち合わせの 時間つぶしは
人間観察 原宿は それには最適な場所だ
色んな地域から 若者たちが 押し寄せる

ホコ天では タケノコとローラーが踊りまくり 

ニュートラに・・・・・テクノ
ハマトラも流行ってたけど
原宿では 見かける事は少なかった

唇は 茶色に近い ローズ
今考えると 若いのに 決して健康的とは 言えない色
今 自分の子供に こんな恰好が流行ってたら
絶対に 反対してるだろうなぁ〜

でも 私は 1通り 袖を通した末に
渋谷の センター街で 
着ぐるみ着てるのとか マンバに ギャル男
ロスゴリ 萌え系 何でも来いって感じと同じ?
何でも やって見ない事には 気が済まない

アンアン片手に いい女ぶりたかったけど
顔が 童顔だったから難しく
最終的には 大人になるまで
テクノ系か 少々ボーイッシュな可愛い系に落ち着いて

ローラーで フィフティーズにハマってた頃が懐かしい




       

             ***


 

ユミと 会って 
指輪の件 説明して

その後 私は 制作中の指輪は 後で渡したとして
今は 仮の指輪を ペアーで買って
それを 誕生日の日に プレゼントしたい事を説明した

もちろん バイト禁止の私は お小遣いだけの生活
高い指輪は 買えません

明治道りの路上で 手造りのアクセサリーを売っているお兄さんと
おしゃべりしながら
細くて かわいい指輪を 2つ買った

いっしょうけんめい 選んだ
先生に 渡すのを想像しながら





 

 
 
 




 













 










SUZY | 恋愛小説 | 14:56 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

【2】 指輪

JUGEMテーマ:先生に恋
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それから 何日かして 先生の授業があった

先生の授業は デッサンで
小さな物をA2サイズに
拡大で 鉛筆画でリアルに描く とか
点描の授業で
鉛筆画やクロッキーは
手でボカス手法は禁止

なぜなら ボカシを使うと
誰が書いても ある程度は上手く見えるから

「ごまかさずに 線や点で丁寧に書き込んでいくんだよ」

授業を受けながら
あらためて 喋り方やしぐさが やさしい事を感じた

先生に この前のお礼を言わなきゃって思って
授業が 終わって教室を後にする 先生の後を 追いかけた

「先生!!」

先生は 廊下で  

とふ振り向き 私を見た

「この間は ありがとうございました。」

キョトンとしている 

多分 先生には あたり前の事で
何の事を 言っているか分からなかったんだと思う

「放課後の制作の片付け 先生にしてもらっちゃって・・・」
「ありがとうございました」

ニコニコしながら
「あぁ〜 そのことかぁ〜 お礼を言われるようなことじゃないよ」と
言いながら
ポン!っと 私の肩を軽くたたき

後ろ姿で 手を振りながら 
職員室へ 入って行った

私は 廊下で放心状態だった

やさしく微笑んで 肩に触れられ
さりげなく 去って行く後ろ姿

もしかして先生にとってみれば
どの生徒にも 放課後 同じように声をかけてて
特別 どうという事でもないのかなぁ〜

先生 私 うれしかったんだよ・・・・って
心の中で 叫んだ

ヤバイ・・・・好きになってる

突然 後ろから勢いよく友だちに
「なに 廊下でボーっとしてるの!」って押された



何だか この日から 先生と話す事が多くなった
授業中も 廊下でも
課題制作での放課後も

先生と話すのは とても楽しかった
ドキドキして・・・・

気軽に 話す様になってくると

それこそ 女子集団は 黙っていません

「最近さぁ〜何だかあやしくなぁ〜い?」

親友のユミが 先生を遠目で 指差した

「あたしには 言いなさいよねぇ〜」

「・・・・・・」
「案外真剣に好きになってる」

「げっ! マジですか? まぁ〜うちの生徒は先生好きなんてザラだけど
よりによって なんで・・・・?」

「・・・・・・」

「あっ! ごめん」

「てかさぁ〜 サキは 別に 恋愛奥手じゃないし どっちかって言うと 
周りのみんなより 付き合い多いし・・・けど 今回、態度いつもと違くない?」

「はい・・・・マジです」

「じゃ〜 さっそくアタックだよ」

「へっ?」

「だからぁ〜 さきらしくないっつぅ〜の」

「あんたの事だから また すぐ飽きるかもしれないし そしたら それは本物じゃない
相手大人だし 先生だし あと面倒臭くないでしょう?」

                

                   ***



彫金の授業が あった日のこと
指輪を制作していた 私に
先生が声を かけてきた

「指輪制作かぁ〜」

「そうなんだぁ〜 早くやりたかったから盛り上がってまぁ〜す!」

そこへ 女性の先生が
「先生は 指輪のデザインも手掛けているから 何でも教えてくれるわよ」
 
(へぇ〜 そうなんだぁ〜 知らなかった!)

なんて話を していたら 
・・・女性の先生が 居なくなり 研磨機の前に2人になった
私は 2人になった事だけで ドキドキしていた

「デザイン見せてくれる?」って先生に言われて デザイン画を見せた

「1枚の板から 2本に見える様に 掘り進めようかと思ってるんだぁ」

制作途中の指輪を 指差し

「見せてくれる?」って言われて
手渡そうとした時
指輪が小さいから 渡す時 少しだけ手が触れた・・・

ドキドキしすぎで 心臓の音が 聞こえちゃうんじゃないかって思った
こんな事くらいで なんで あたしドキドキしてんだろう

「出来上がったら 先生にあげるよ」

突然出た言葉に 自分でもビックリした
慌てて・・・・
「あっ・・・・この間の片付けの お礼だよ」ってごまかしたつもりだった

そしたら・・・・思いもよらずに先生が驚いた顔で

「本当に! うれしいなぁ〜! 先生出来るの楽しみ待ってるよ!」って

本当に うれしそうで 

「でも 他にあげる人 いるんじゃないのか?僕が貰っちゃっていいの?」

(?・・・・・この意味・・・先生の冗談? 指輪が 課題じゃなくなってるよね?
 恋愛対象のリングの意味?)

どうしよう・・・・とにかくユミに報告だ
 









SUZY | 恋愛小説 | 16:24 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

【1】 先生

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はじめての 大人の恋

高校2年 16・・・・・


女子高と言うこともあって
男子と知り合うのは たいてい紹介とか

登校時間が同じで 
同じ電車の 同じ車両
思い切ってラブレター渡したりしてた友だちもいた

気になった子と同じ制服の高校生見つけて
聞きに行ったり 調べたりして

友だちと ホームで待ち伏せして告白したり

こんな事 今じゃ ストーカーになるね

男子からのナンパも当たり前だった

卒アルみて
中学の時の 同級生から電話かかってきて
「俺の高校の友だちがさぁ〜 中学のアルバム見て お前と話したいって言ってるんだけどぉ
今度 会ってくれないか?」とかさぁ〜

そして、喫茶店
インベーダーゲームがピュンピュン音をならし

なつかしい話・・・・。

高1の時にそんな小さな遊びみたいな付き合いが
何回か あってから

女子高の話題と言ったら
何人と付き合ったことがあるかとか
彼は 何歳かとか
彼は 何の車に 乗ってるかってこと
校門に 彼が車で迎えに来たら 勝ち組


そして もうエッチは済んだかってこと
処女の子は ウソをついてまで
エッチをした事があると言う

男子となんら 変わりがない

今 考えると
本当に 軽薄で 馬鹿みたいと思うけど
その時は 皆 きっと 真剣そのものだったに違いない

ただ 私は なぜ そんなに処女だってことがダサいのかは
良く分からなかった

パパは 悪い道にそれると 必ず仲間を作りがり
自分だけが 悪いわけでないと集団を作る
だから 人を誘い巻き込むと 安心するって言ってたっけ
 
別に エッチが悪い事だとは 思っていなかったけど

初めてのエッチは 素敵な思い出にしたかったから・・・


              

               ***



2年生になってから
夏が過ぎ 新学期には 
夏の赤裸々な体験話が最高のお題で
教室は 女子の香りで賑やか 

厳しかった 私の家は
皆と楽しみに計画していた バイトや 海のお泊り旅行も
私だけが行けないで終了した

それでも 高校はハチャメチャに楽しかった
自分の行きたかった高校だったし
なんたって 友だちが最高だったから

そんな 高校2年の秋の事


先生は当時32才
別に特別 カッコイイわけでもなく
どっちかって言うと・・・・・。
 
よくいえば 癒し系?

私が 恋に落ちていったのは

課題で作品制作の為に
放課後 一人で居残りしてた教室

その日は、何故か 残ってる子が
他にいなかったなぁ〜

それとも・・・居たんだけど制作に夢中になってるうちに
みんな 帰っちゃったのかもしれない

バイバイって 言われても
夢中で 気がつかない 私がいたりして

版画制作で
シルクスクリーンに没頭してて
知らないうちに 夕方になってた・・・・。

青春ドラマに よくあるみたいに 
窓からは きれいな夕日が 降りそそぎ

なんとなく 
あっ 遅くなっちゃった
こりゃ〜家に帰ったら また怒られちゃう ヤバい!

あり得ないけど
6時の夕飯には 家族が集まっていないといけないルールがあったから

どう言い訳しようか考えながら
片付けをしてた

夢中で片づけて
焦って いいわけ考えて・・・・・

作業の教室には 私1人だと思ってた

そしたら そこに 
自分の個展の作品を制作してた先生が 静かに入ってきた
・・・・もしかすると
様子を見に来てくれたのかもしれない

この時の 私はいつもと変わりなく 
ただただ パパの怒りの顔しか脳裏になかったし

その先生のことは 何となく
抽象作品を手掛けてる先生とだけ知っていたものの
特別な印象があるわけでもなかった

先生は 少し 離れたところで
自分の作業を しながら

「遅くまで がんばってるけど 大丈夫?」と
声を かけてきた

教室には
グラフィックデザインで使用する さまざまな画材
インクや薬品が 雑多に置かれていて
何とも言えない むせかえるようなインクの匂いがただよい
夕日は いちだんと オレンジ色に窓を照らした
 
「はい 大丈夫です」

「いい作品が出来るといいですね」とやさしく微笑んだ

へぇ〜 この先生って
こんな顔するんだぁ〜

私は・・・・・・初めて 手を止めた

「楽しみにしててください」と胸を張って答えた。
とにかく この作品 気に入ってたから

だから こんなに 遅くなっちゃったんだ

そんなことよりも
片付け 片付け・・・と

だけど シルクスクリーンの後始末って
版に付いたインクを 薬品で洗い流さないとけないから
手は 荒れるし すぐに終らせるわけにもいかなかった

すると・・・・・・先生が
「もう遅いし、女の子は暗くならないうちに帰らないとね 
 片付けは 僕が代りにやっとくから もう帰りなさい」

「えっ・・・いいです 自分の分は ちゃんと片付けて帰りますから」
そんな話かけてくるって 予測してなかったから
ちょっとビックリしちゃって
ヘンテコな 気が利かない返答をした。

そのまま 版洗いを続けていると・・・・
先生が そばに来て
版を 私の手から そっと取り

「手が 荒れちゃうから ちゃんと洗うんだよ」って
本当に やさしい 包み込むような話し方で
帰るのを 促してくれた。

私は それ以上 断る事は逆に失礼だと思い
「ありがとうございます お先に失礼します」って帰る事にした

だけど・・・・この時

女性に対しての 男性のやさしさを感じ 
ドキドキしていた私がいた

だって この頃 私の周りには
パパをはじめ
威張っている事が 男のあるべき姿
女は 黙ってついてこい
みたいな 大人ばかり見て育った私にとっては
信じられない言葉だったから

こんなに やさしい言葉って
男の人が 言うんだなぁ〜って思って

とにかく 先生にお礼しなくちゃって思った

この時から 何かが 始まっていたのかもしれない


  

 



 
 




SUZY | 恋愛小説 | 12:52 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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